日経ビジネスオンラインにて、路線バス情報に関する記事を書きました。

こんにちは、地理人・今和泉です。

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“バス旅番組”の面白さはバスの弱点のおかげ 詳細・大量の情報をどう整理するか。マニアに学ぶ「編集」の力

3/18、日経ビジネスオンラインにて、路線バスに関する記事を書きました。

ところで、「ナゼ私が書いてるか?」ですが〜私以外にも専門家、詳しい人、ネットワークを持つ人…は多数います。私のどこにカギがあるか、ですが、複数の価値観や趣向、コミュニティに跨がっていること、です。都市系、地理系、交通系・・・の人々の輪の中にいながら、全くそこに通じていない、もっと言うと彼らが何を言っているのか分からない、関心がない層との繋がりも多数あります。そうしたコミュニティ、ひいては日常の多くの人にどう届けるか、というミッションで(?)記事を書いております。

私自身、バス好きが高じて路線図にハマり、そこから地図好きとなり、空想地図を描く、に至っています。そのためバスは色々なエリアを回るようになった原点でもあります。しかし、路線バスは都市部でも地方でも利用者が減り、どこに行っても劣勢です。「車があればバスに乗らなくなる」のは、当たり前かも知れませんが、同じ公共交通でも、鉄道は、人口の多いところでは利用が減っていません。

その理由は、路線の複雑さや、乗り場がどこか分からない・・・そんなところにあります。
これ、一般的な商品に置き換えると「どこで買えるか分からないし、何が買えるか分からない」という、随分初歩的なつまづき方をしています。

ただ、路線は複雑で量も多く、よく変わる…ので、難しいのです。商品で言えばPCのパーツを買うように、「知っている人は知っているが、知らない人に紐解くのは難しい」ものでもあります。ただ、PCのパーツと異なるのは、バスは「老若男女が日常的に使う、公共的なもの」ということです。

そこで重要なのは、バス路線を増やす、減らす、の前に、「どんな路線がどこを走っていて、どこで乗れて、どのくらいかかるのか」をスマートに案内することです。

そのためには「情報の編集」が必要で、自治体やバス会社だけでなく、全国各地のNPOやバスマニアが取り組んでいます。その取り組みが今回の第1回、第2回は「バス情報を検索する工夫」になります。第2回はおよそ1週間後になるかと思いますので、お楽しみに・・・

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