平穏な市民生活を考えるにあたって

Facebookのアイコンをフランス国旗色にする流れがあるようで、私の友人知人も反映させている人もいます。↓これですね。

http://smhn.info/201511-the-paris-terror-attacks

ここで分かることは、フランス国旗は、多くの人にとって(軍事介入を続けるフランス国家を象徴するものではなく)被害者であるパリ市民を象徴するものとして捉えられているようだ、ということです。

一方で、アラブ諸国の国旗はそもそも知る人が少なく、アラブの罪なき市民の象徴として捉えられてはいないでしょう。こうした近親性の差異が、事実の捉え方を変えていくのは、残酷でもあり、西欧から文化を輸入した現状を考えれば、当然と言えば当然かも知れません。

私もモヤッとしておるのですが、戦闘を支持せぬ市民の命が突如絶たれることへの問題や警鐘を、国家やイデオロギーの壁を超えて考えられるようなアイコン、ピクト、の類が出れば、多くの人に違和感がなかったのでは、と思いつつ。
それを1国の国旗で済ませようとするのが、やはりFacebookも、所詮アメリカのSNSなんだな〜と思ったまでです。

逆に、ユーザー・各友人知人への違和感はありません。個々によって思想も異なれば、近親性のある地域・人も違うもので、そこまで意志なくても扇動されるのもまた1つの自由なので;

(まぁ、どんな的確なアレンジが登場しても、面倒なのでアイコン変えたりしないんですが;)

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