さて、年末の西日本方面への移動ですが、名古屋から広島県の三次までは夜行バスで飛ばし、30日は、敢えて乗ろうとしないと乗ることがないであろう三江線で山陰を目指します。
江の川(ごうのがわ)の水量の多さと、低い雲…これぞ出雲…と思いきや、ここは石見(いわみ)です。
江津(ごうつ)では、特産の桑の実ゼリーをば。「ブルーベリーに近い」という話でしたが、確かにブルーベリーに近い。それよりもっとあっさりしていて美味でした。
続いて津和野へ。コンパクト城下町です。
萩とセットにされますが、バスで行けば近し。(萩は数年前に行ったので今回割愛)
城下町と言えば、城はどこだ、という話ですが・・・このように南半分は空き地でした。北半分は高校のグラウンド。ちーん。
さて、津和野でゴハンと言えば「うずめ飯」だそうです。「沙羅の木」でいただいたうずめ飯とその説明ですが・・・特産物が山菜くらいしかなく、謙遜して具をごはんの下に「うずめ」たのだとか。
続いて山口市に移動します。
空から見るとこんな感じ。山に囲まれた街です。
公園が多いのも魅力ですが、川沿いも小奇麗にまとまっています。
続いて山口市街地へ。大型店は、百貨店「山口井筒屋」(旧ちまきや)のみ、あとは個人商店の路面店が多いのが特徴です。それも、古〜い商店だけでなくセレクトショップや美容室が多い。あと、写真左ですが、無印良品の路面店がありまして、これが結構店内が広いのです。山口井筒屋が18時半、中市マルシェ(市場)が19時に閉まる中、19時半まで営業しています。
というか、全体的にこの街は閉店が早く…19時台は静まり返るのです。
さて、翌日(31日)は山口から鹿児島まで移動です。特に途中下車はせず、ストレートに(といっても普通列車と快速列車を乗り継いで)鹿児島まで向かいます。
↑こんな車窓を↓こんな列車から見ながら、だんだんと人口密度が少なくなり、みかん畑が増えてきて、南九州に入るのを確認します。
そして、17時半過ぎに終わってしまった・・・没入していた長編の映画の終わった瞬間と近い感じです。もうこれで終わりなのか(もっと先まで行きたい)というような感じで。ただ、陸路だともうこの先行けるところも限られているような尖端でもあります。
…というわけで、両親宅のある鹿児島に到着。両親と年越しです。