能動性が身につき、コラボを始める。/地理人的ホットワードから振り返る2019年(3)

コラボを本当に進めるよ、というお話

さて、今年の振り返り投稿を見て「前から企業案件ほしいって言うてるやん」(成長ないな)というツッコミをもらいました。そうだ、いつも似たような振り返りをしてるやん。たしかに成長ない。認めよう。ただ、昨年の投稿を見て振り返り、今年1点進んだ点があります。

上の図で言うところの、共同製作、共同プロジェクト化、提案・展開、実装・アウトプットの4点がボトルネックだったって話です。これは、解消しつつあり、来年こそ(ほんとに)コラボの年になります

2冊も本を書いたのは自分でもびっくりした

実装(アウトプット)やその提案、展開、私にとっての第一歩は何なのか…そう、古風ですが書籍化だな、と思いまして。今年はびっくり、2冊も本が出ています。それまで5年空いていきなり2冊。どちらも能動的に動いたか…と言われると、いつもどおり受動的で、ご提案いただいて受けたんですが、昨年あたりから心は能動的に本書くぞモードになっておりました。

イベントやメディア出演は、これまで注目を集めたものの焼き直し(大体は空想地図)になってしまいます。まだ世の中に出ていない新しいものの提案や展開をしたいものの、突然「事業を興す」となるとハードルが高すぎます。それを世に出し多くの人に届けて問う、そしてそのアウトプットそのものが実績になる…となると、案外、商業出版なのです。商業出版で何冊か出す人はそう多くないので、この希少価値のカードは使っていこうと思うに至りました。今年の2冊、どっちも空想地図じゃないのです。これぞ私が試したい、新たな地図・地理情報の伝え方、届け方でして。

コラボして新しいものを生んでいくぞという気運

そして!!
ここからが本当の能動性。次の本も考え中です。まだ決まってませんが、三文字氏と新たな本を出す作戦会議を進めています。これぞこれまでなかった能動性とコラボです。これまで単著を3連続で出して、もう単著は飽きた(自分が書けるネタなんてたかが知れてるし孤独)…次は共著で誰かと一緒に出したい、と思っていたのです。中身は超言いたいんですが、まだ決まってないので、追っていつかお知らせします。

空想都市・空想地図もコラボの動きがあります。他のクリエイターとコラボしてグッズを作る予定です。まずはタナゴさんと、Mr.Denshaなごむる青年団(音楽部門)とのコラボが続く予定で、中村市のリアリティを視覚と聴覚の両方から楽しめるようになると思います。これについても、追ってお知らせします。

昨年の図を今年にあわせて作り直してみました。こうしてみると微細ながらちょっとは成長がある気がしてきました。ようやく次に進めそうではないか…。ありがとう出版社、ありがとうマニアフェスタ。よろしく三文字、よろしくタナゴさん。

なぜ次の一歩を進めるアウトプットが本とグッズなのか、アウトプット先は出版社とマニアフェスタなのか。これについては次の記事で書きたいと思います。誰が見てるか本当に謎なのですが、ではまた。

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